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たかさきし生涯学習まちづくり出前講座

 

たかさきし生涯学習まちづくり出前講座

日々の暮らしの中で高崎のことをもっと知りたい、地域に密着した話が聞きたいと思うことがありませんか。高崎市では市民の生涯学習の求めに応じて、職員などを講師として学習会や地域の集まりに派遣しています。

どのような講座があるの?

高崎市のいろいろな制度をわかりやすくご案内する講座を始め、身近な健康、防犯や防災に関するもの、まちづくり、高崎の歴史に関するものなど、豊富なメニューを揃えています。講座の内容を掲載したパンフレットを、社会教育課(市役所15階)、または担当課、地区公民館、各支所地域振興課や各市民サービスセンターなどでお配りしていますので、ご利用ください。

※ 消防局が実施する防火講習会・応急手当講習会の講座については、講座の種類により申請書が異なりますので、下記へ直接ご連絡いただくか、または消防局HPをご確認ください。
http://ted.city.takasaki.gunma.jp/shoubou/index.html

  • ○ 防火講習会 (代表)消防局予防課 027-324-2214
    ※申込み、担当は所轄消防署・分署となります。
  • ○ 応急手当講習会 消防局救急課 027-322-0491

申し込みについて

申し込みのできる方

原則として、市内に在住・在勤・在学している10人以上の団体またはグループ。

開催時間・会場

開催時間は、午前10時~午後9時の2時間以内。(※年末年始の市の休日及び祝日を除く
会場は原則として市内です。申請者が用意し、講座の案内・運営をしてください。

講師料・経費

講師料は無料です。一部の講座では材料費を負担していただくものがあります。

申し込み方法

実施希望日の1か月前までに、所定の「申請書兼承諾書」に必要事項を記入し、郵送、ファックスなどで、担当課または社会教育課へお申し込みください。
メールでも受け付けます。

【お願い】

  • 希望日時は、第2希望までご記入ください。
    ※ 業務の都合により、希望日時を調整させていただく場合があります。
  • 講座終了後7日以内に、実施報告書を担当課へ提出してください。

その他

次の場合は出前講座に申し込みできません。

  • ①公序良俗を阻害するおそれのあるとき。
  • ②特定の政治、宗教活動につながるおそれのあるとき。
  • ③営利を目的とする活動に利用されるおそれがあるとき。
  • ④専ら苦情、陳情を目的とした事業であるとき。

この出前講座は、申し込まれた講座に関する質問や意見交換等は含まれますが、苦情や陳情を受ける場ではありませんのでご理解ください。

問い合わせ先

高崎市教育委員会教育部社会教育課
住所:
〒370ー8501
高崎市高松町35番地1
TEL:
027ー321ー1295(直通)
FAX:
027ー328ー4744

出前講座実施の一例です

人権男女共同参画課(男女共同参画センター)が担当する
「性の多様性について考えよう~LGBTって何だろう」が実施されました。
(R5.11.28)



子育て今昔物語_page-0001image1(掲載)

「性の多様性」について、今、世の中は大きく変わろうとしています。他の人とは違っていても、少数派であっても幸せに暮らせる社会にするために、「性の多様性」を知ることはとても大事なことです。ただ、人間の性のあり方(セクシュアリティ)は単純なものではなく、人の数だけ性のあり方があると言ってもよいそうです。

2020年に6万人を対象に実施した民間調査によれば、8.9%の割合で性的少数者(セクシュアルマイノリティ)が存在し、それは左利きの人やAB型の血液の人と同じくらいの割合という結果となりました。

今年6月には「LGBT理解促進法」という法律もでき、国民全体で「性の多様性」について「水が自然に染み込むようにゆっくり理解し、広い心を持って受け入れて行きましょう」という考えが示されました。

この講座で、私達の何気ない一言で傷つく人がいる、窮屈な思いをしている人がいることを知りました。まずは差別的な言葉を使っている人がいたら、良くないことだと伝えたり、そっと話題を変えたりするなど、できることから始めていき、性のあり方だけでなく、全てのことにおいて自分と違う人を認め受け入れる心を持てるようになることが大切だと思います。

 

文化財保護課が担当する
「上野三碑かるたで史跡を学ぼう」が実施されました。
(R5.9.14)



子育て今昔物語_page-0001image1(掲載)

平安時代以前の古い石碑は全国に18例しか確認されていませんが、高崎市南部はそのうちの3つが集中している非常に珍しい地域です。上野三碑と呼ばれているこの3つの石碑は、国の特別史跡に指定され、2017年にはユネスコの「世界の記憶」にも登録されました。この上野三碑の魅力をより多くの人に知っていただき、楽しみながら学んでいただくため、2020年に上野三碑普及推進会議により「上野三碑かるた」が作成されました。

講座では、上野三碑についての説明後、グループに分かれ、実際にかるたで遊びながら、時折、その札に関連する歴史や文化も紹介されました。受講者の方々も童心に帰り、絵札を真剣に探し、枚数を競い合い、楽しみながら上野三碑について学べたと思います。

歴史民俗資料館が担当する
「高崎市の歴史と民俗」が実施されました。
(R5.8.29)



歴史民俗資料高崎市の歴史と民族

高崎市の歴史、今回は「明治11年天皇を迎えた新町行在所」というテーマでのお話でした。

天皇の存在をアピールするため、明治政府による全国各地への巡幸の中で、明治11年の北陸東海道巡幸は、参加人数が791名と最大規模のもので、一行は、フランスの技術を導入し屑繭と屑糸を原料として生糸を作っていた「新町屑糸紡績所」を訪れ、新町行在所に宿泊しました。

この巡幸の特徴の説明の後、平成18年の新町と高崎市との合併により新町からもたらされた資料から読み解いた、当日の食材の数量や代金、御膳水の分析表などはとても興味深いものでした。

この講座は高崎社会大学の特別講座も兼ねており、参加された方々もメモを取りながら熱心に聴講していました。

健康課が担当する
「『妊娠・出産・育児』今昔物語」が実施されました。
(R5.6.12)



子育て今昔物語_page-0001image1(掲載)

子育てにおいて、昔は当たり前だったことが、環境の変化や科学的研究によって、現在は全く違っていることがあるそうです。講座では、子育て、あるいは子育てをサポートするために、新しい知識と昔から伝えられてきた良いこととを上手に取り入れた実例を挙げての説明がありました。

また、何気ない一言が子育て中のママを傷つけ、追い詰めてしまうこともあることを知りました。

赤ちゃんの成長や発達、親子の絆の醸成には個人差があります。そのことを理解し、心穏やかに子育てができるよう、家族だけでなく、地域でも温かく見守り応援していけるといいと思います。

社会教育課が担当する
「『人権』ってなんだろう」が実施されました。
(R5.1.13)



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「人権」とは、一つの解釈として私たちが生まれながらに持っている「人が人として幸せに生きていくための権利」です。講座では、なぜ人権を学び続けるのか?や主な人権課題などについての説明がありました。

また、人権問題は課題ごとに異なった特質を持っていますが、今回は「インターネットによる人権侵害」について触れられていました。インターネットはパソコンやスマートフォン、タブレットなどを使い手軽に利用でき、アプリやSNSの活用で様々な人達と交流したり写真や動画を共有できたりします。しかし、便利なインターネットも使い方を間違えると人の心を傷つける「凶器」となり、使い方次第で「加害者」にも「被害者」にもなる恐れがあります。正しいルールと知識を身に付け、多様な見方や考え方があることを認めることが大切です。講座に参加されたみなさんも身近な問題として熱心に聴講されていました。

今回の講座が人権について考えるきっかけとなり、より良い職場づくりやサービスの提供に繋がっていくと思います。

 

介護保険課が担当する
「介護保険制度について」が実施されました。
(R4.11.7)



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介護保険制度は、40歳以上の人が被保険者 となって保険料を納め、介護や支援が必要となった時に、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようサービスを利用する、ささえあいの制度です。
講座では、介護が必要になった時、まずはどうしたらいいのか、サービスにはどのようなものがあるのかなど丁寧な説明がありました。
また、負担する費用や高額になった際の軽減措置、居宅サービス利用者の助成や短期入所サービス費助成等の高崎市独自の助成サービスの説明もありました。
受講者のみなさんも身近な問題として熱心に耳を傾けていました。




建築住宅課が担当する
「高崎市の空き家について」が実施されました。
(R2.9.24)



建築住宅課が担当する「高崎市の空き家について」が実施されました。画像1建築住宅課が担当する「高崎市の空き家について」が実施されました。画像2

市では空き家対策事業として、「管理、解体、活用」のための助成支援を予算範囲内で実施しており、その助成が受けられる要件などの説明がありました。
また、パワーポイントで市内空き家の現状や今後の対策などの解説があり、空き家問題は助成支援だけでは解決できないことが多いため、地域・関係団体などが連携、協力し、誰にでも起き得る身近な問題として、早い段階で意識を持つことの重要性を学びました。

【受講者の声】
市内の実例を基に、空き家の現状と利活用法などを学ぶことができました。
誰もが直面するかもしれない社会問題を考えるとても有意義な講座でした。

健康課が担当する
「今日から始める家庭備蓄~災害時に備えて~」が実施されました。
(R2.7.6)



健康課が担当する「今日から始める家庭備蓄~災害時に備えて~」が実施されました。画像1健康課が担当する「今日から始める家庭備蓄~災害時に備えて~」が実施されました。画像2

災害発生からライフライン復旧まで1週間以上要するケースが多く見られ、また災害支援物資が3日以上到達しないことにより、家庭での食品備蓄が重要となってきます。
生命を守るためには水の備蓄が絶対に必要となり、その他、主食やカセットコンロなど、準備しておきたいものなどの説明がありました。
また、災害時はストレスがかかるため、お気に入りの食品や飲料水などを備蓄しておけば「こころのオアシス」となり、ストレスの軽減にもなることや、食品などの備蓄は、特別なものではなく、日ごろから使っている日持ちのするものを買い揃え、使ったら買い足すという方法も教えていただきました。
災害時に備えて、皆さんもご家庭での食品備蓄、今日から始めてみませんか。

【受講者の声】
災害はいつどこで何があるかわからない中で、テレビや週刊誌等で情報が入りますが、直接お話をしていただくことは非常に有意義でした。

防犯・青少年課が担当する
「青少年の健全育成を願って」が実施されました。
(R1.12.2)

防犯・青少年課が担当する「青少年の健全育成を願って」が実施されました。

講師より、子どもたちを取り巻く諸問題(児童虐待、いじめ、SNSサイトなど)を、新聞や報道等で取り上げられている事件、事故を交えながらわかり易い解説がありました。
その諸問題に対して、学校・家庭・地域が三位一体となり、それぞれの立場からできることを考え実践していくことで子どもたちを守ることができます。

例えば、

  • 学校では、児童生徒の日常観察や声かけなど
  • 家庭では、子どもの居場所があり何でも話せる家庭づくり
  • 地域では、隣近所の家庭についての現状把握や情報提供など

子どもたちではできない、周りの大人でしかできない目をもって子どもたちに接していくことの重要性を学びました。

【受講者の声】
子どもたちを取り巻く諸問題を新聞切り抜き、グラフなどを用いてわかり易く説明があり、次に健全育成に向けて、今行われている指導、教育体制、協力体制など、様々な活動などの多岐にわたる講義で大変勉強になりました。